鳥インフルエンザ

~その原因と予防方法~

4213 Bird Flu

人間だけでなく動物もインフルエンザにかかります。猫、犬、牛、ブタ、鳥はそれぞれ独自のインフルエンザウイルスを持っています。「鳥インフルエンザ」として知られているものは、家禽(鶏、カモ、七面鳥、ガチョウなど)、セキセイインコやオウムのようなペットの鳥、野鳥に感染します。
鳥インフルエンザにはたくさんの種類があり、そのほとんどが人間には無害です。しかし、まれに鳥インフルエンザが人間に感染して深刻な影響をもたらす場合があります。普通は感染した鳥との接触によって感染しますが、ここで注目すべきは、感染した鳥がすべて病気になるわけではないということです。
つまり、健康に見える鳥でも、私たちの健康に危険をもたらす可能性があるのです。ここでは鳥インフルエンザの原因や症状、そして予防方法を紹介しましょう。

原因

鳥インフルエンザは、ウイルスに感染した鳥と直接、長時間接触した場合に人間にうつります。鳥が生きていても、死んでいても関係はありません。感染した鳥の糞に触れてしまったり、くしゃみの飛沫を吸い込んでしまったり、さらには感染した家禽の解体時や調理の際にも感染することがあります。
通常、鳥インフルエンザは人から人への感染は起こりません。しかし、恐ろしいことに、この病気はたくさんの人の命を奪う危険性があるのです。
鳥インフルエンザの潜伏期間は2~8日。季節性インフルエンザより長く、時には17日の長期にわたることもあります。
鳥インフルエンザの感染期間は症状が最初に表れてから7日間ほどです。一般的に5日目以降は、ほかのものへ感染してしまうことはありません。

症状

鳥インフルエンザの典型的な症状として、次のようなものがあります。

●筋肉痛
●疲労感
●高熱
●咳
●鼻水
●歯茎や鼻からの出血
●下痢または嘔吐
●頭痛
●息切れ

歯茎と鼻からの出血は別として、鳥インフルエンザの症状は季節性インフルエンザとよく似ているので、もし上に挙げた症状が出ていたとしても、鳥インフルエンザと決めつけないでください。まずは医師の診察を受けましょう。

予防のヒント

鳥に直接、接触することを避ける

鳥インフルエンザに感染する機会を減らすために、鳥インフルエンザが流行している間は、生きた動物と接触することは避けましょう。生きた動物を売る市場や家禽の農場、さらには鳥の糞で汚れている場所に行くことは避けてください。特に病気の鳥や死んでいる鳥に触れてはいけません。

こまめな手洗い

季節性インフルエンザと同様に、石鹸によるこまめな手洗いは、病原菌による病気の蔓延をくい止めるのに効果があります。鳥や、鳥の糞などの分泌物に触れてしまったら、石鹸と水で手をしっかりと洗ってください 。

FAQ

感染した鳥を食べると、鳥インフルエンザに感染しますか?

感染した家禽が十分に加熱調理されていない場合には感染の恐れがあります。十分な加熱調理をして、病気の原因となるウイルスを死滅させた家禽や卵からは感染することはありません。

411 Germs 101

病原菌の基本知識

病原菌の成長過程と、有害な病原菌や細菌から身を守る方法について知っておくべきこと

522 Food Safety

食品の安全性と衛生状態

食中毒のほとんどの症例が、実際に劣悪なキッチンの衛生の結果として、家庭の中心となる場所で起こるのをご存知でしたか。

ページトップにもどる