522 Food Safety

食中毒に苦しむ場合、多くの人は家の外で食べたもののせいだと考えます。しかし、意外にも実際はほとんどの食中毒が家庭で発生しているのです。食品を調理するときに、生の食品(肉、卵、魚介類、青果物など)やしっかり調理されていない食物に潜んでいた細菌が、食中毒を引き起こします。これはキッチンの衛生状態が悪かった結果と言えるでしょう。
ここで紹介する「食品衛生の4つのポイント」に注意して、家庭での食中毒を回避しましょう。

食品衛生の4つのポイント


1.二次感染
食中毒の最も大きな原因の1つは二次汚染です。
これは、ある食品の有害な細菌が人の手、もしくは調理器具などから、他の食品に偶然に移ってしまうことです。しかし、二次感染は以下の方法で簡単に防ぐことができます。

●手を洗う
 食品に触れる前、生の食品(肉、卵、魚介類、青果物など)、ごみ箱、ペットに触れた後、トイレへ行った後には、石鹸と清潔な水で手を洗いましょう。

●キッチン用品や調理台の消毒
 食品を調理した直後に、まな板や調理台などの表面を洗い、消毒しましょう。

●生の食品とインスタント食品は別のまな板を使用する

●ばい菌の繁殖をくい止めるために、食品にカバーするか容器に保存する

●生の食品は、調理済食品やインスタント食品から遠ざけて保存する
 調理も生の食品とインスタント食品をわけて行うと効果的です。

●ペットや動物をキッチンや食事をする場所に近づけない

2.清潔
有害なばい菌を除去し、食品への感染を防ぐために洗浄と消毒は大切なことです。

●調理器具や設備は、使用する前に汚れがなく清潔であることを確認する

●蛇口、戸棚の取っ手やスイッチなど、よく触れるものを定期的に消毒する

●調理した直後に、洗浄剤やウェットティッシュで、まな板などの調理器具の表面を清潔する

●ふきんやタオルな可能であれば使い捨てのものを使用する
 ふきんを再使用する場合は、各作業の間に消毒をするようにしましょうします。
 また、調理時に使用したふきんやタオルを、テーブルナプキンやマットには使用しないでください。

3.調理
食中毒を引き起こす有害なばい菌を殺すために、肉は十分に加熱調理しましょう。肉の最も厚い部分にナイフを入れ、ピンク色の部分が残っていないか、肉汁が澄んでいるかどうかをチェックし、肉に完全に火が通っているかを確認しましょう。食品を再加熱する場合は、
隅々まで熱が通ったかどうかをよく確かめ、二度以上再加熱しないでください。

4.低温保存
食品を低温(0~5℃)にしておくか、冷凍することで有害な細菌の成長を遅らせましょう。
食品パッケージなどに記載されている保存方法と使用期限を常に確認しましょう。残り物は、まず完全に冷えたことを確かめてラップをし、調理後2時間以内に冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
手早く冷やすためには小さな容器に分けることも効果的です。