赤痢

赤痢は、腸の細菌感染やアメーバ感染で、血液や粘液の混じった下痢を引き起こします。
一般的に、悪い衛生状態が原因で、汚染された食品を摂取して感染した人から拡がっていきます。
赤痢がどのように広がり、家庭や海外でどのように予防できるか学びましょう。

原因

赤痢の主な原因は2つです。

  • 細菌性赤痢(シゲラ)は、糞便で見つかるシゲラ属のバクテリアによって引き起こされ、衛生状態の悪い国では最も一般的です。
  • アメーバ赤痢(アメーバ症)は、主に熱帯地域で見つかる赤痢アメーバと呼ばれる単細胞性寄生虫に起因します。

両タイプの赤痢は、通常は不衛生な状態や汚染された食品を食べることで拡がります。

症状

一般的な症状には以下のようなものがあります。

  • 血または粘液を含んでいる下痢
  • 胃けいれん
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 高熱

予防のヒント

手を定期的に洗う

特に食物を触る前と調理する前、食事の前やトイレを使用した後には手を洗いましょう。

感染した人と接触しない 

完治するまで、タオル、寝具、カップや食器は別にして使用してください。

リスクの高い地域にいる場合は、水道水を飲まない

煮沸または化学的に消毒されて浄化された水、あるいはビン入りの水を飲みましょう。

リスクの高い地域にいる場合は、食べるものに注意する

バナナのように、皮がむかれていない果物か野菜以外は、生の果物や野菜を避けましょう。低温殺菌でバクテリアが駆除されていない限り、ミルク、チーズまたは乳製品は避けましょう。安全に調理されたかどうか確信が持てない限り、屋台の食べ物も避けましょう。
氷は水道水から作られることが多いため、飲み物に入れない方がよいでしょう。

FAQ

水道水を飲んでも大丈夫ですか

必ずしもそうとは限りません。世界の多くの国の公衆衛生は低レベルで、衛生規則は厳格ではありません。
有害な細菌とバクテリアは、そこの水源に入り込み水道水を汚染する可能性があります。使用する水道水の水源はどこか、安全であるか確認してください。
もし、安全の確信が持てない場合は、使用する前に水道水を煮沸するか、可能であればビン入りの水を使ってください。

免疫はつきますか

身体の免疫系が、日々遭遇するいろいろなバクテリアに対して免疫はつきますが、一般に食中毒の原因となる細菌-赤痢、腸チフス、コレラまたは肝炎に対して免疫を持つ人はいません。
清潔な衛生状態を保ち、不衛生な場所で準備された食品を食べないようにしてください。